ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

タマネギの皮のケルセチンは酸化ストレスと脂肪肝を防止して、エタノールがマウスに誘発した肝障害を軽減する

Onion Peel Quercetin Attenuates Ethanol-Induced Liver Injury in Mice by Preventing Oxidative Stress and Steatosis

著作名:
Nathan Isaac Dibal
Sani Hyedima Garba
Tamunotonye Watson Jacks
出典:
Biomedical Research and Therapy
2022
9
5102-5112
DOI:
10.15419/bmrat.v9i6.745
キーワード:
エタノール
マウス
脂肪肝
ケルセチン
抗酸化作用
動物実験
要旨:
エタノールで惹起した脂肪肝のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。その結果、血中のALT・AST・ALP・マロンジアルデヒドの上昇を大幅に抑制し、カタラーゼの活性を回復した。ケルセチンはまた、エタノールがもたらした肝細胞の変性・脂肪肝・過酸化脂質の蓄積を改善した。