ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アセトアミノフェンが誘発した肝損傷に対するイソケルシトリンの保護効果

Hepatoprotective effect of isoquercitrin against acetaminophen-induced liver injury

要旨:
マウスに過剰の(300 mg/kg)アセトアミノフェンを投与すると、TNF-α・IL-1β・IL-6・iNOSが上昇して、肝損傷を誘発した。予めイソケルシトリンを投与すると、この様な異常を予防して、肝保護効果を示した。イソケルシトリンは、アセトアミノフェンが活性化したNF-κB/MAPK経路を抑制した。