ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

転移性乳癌に対するケルセチンを担持した磁鉄鉱ナノ粒子

Quercetin loaded magnetite nanoparticles for metastatic breast cancer

著作名:
Gunjan Tiwari
Arun Radhakrishnan
Vikesh Kumar Shukla
出典:
Journal of Pharmaceutical Negative Results
2022
13
7024–7040
DOI:
10.47750/pnr.2022.13.S09.829
キーワード:
ケルセチン
磁鉄鉱ナノ粒子
実験計画法
転移性乳癌
MCF-7
要旨:
ケルセチンを担持した磁鉄鉱ナノ粒子を新規に設計した。最適化には、実験計画法を利用した。得られたナノ粒子製剤は、90分以内に48.55±2.09%のケルセチンが初期放出され、続く87時間に持続的に99.35±4.58%が放出された。転移性乳癌に応用すべく、ヒト由来乳癌細胞株MCF-7の抗増殖効果を測定したところ、IC50値は32 µg/mLであった。