激しい運動に起因する筋損傷への、ケルセチン摂取の効果
The Effects of Quercetin Supplementation on Eccentric Exercise-Induced Muscle Damage
- 著作名:
- Ilenia Bazzucchi
- Federica Patrizio
- Roberta Ceci
- Guglielmo Duranti
- Paolo Sgrò
- Stefania Sabatini
- Luigi Di Luigi
- Massimo Sacchetti
- Francesco Felici
- 出典:
- Nutrients
- 2019
- 11
- 205
- DOI:
- 10.3390/nu11010205
- 要旨:
- 26.1±3.1歳の健常者男性12名を対象とする、激しい運動による筋損傷へのケルセチンの効果を検証した臨床研究。二重盲検・プラセボ対照比較で実施した。ランダムに2群に分け、片方はケルセチン1000 mg/day(500 mgずつ2回)を摂取し、もう片方はプラセボを服用した。14日の摂取期間の終了後、最大随意性等尺性収縮と力-速度関係の測定を行った。ウォッシュアウトの後、摂取対象を入換えてクロスオーバーとし、同様の測定を行った。ケルセチンの摂取は、ベースラインと比較して、最大随意性等尺性収縮の測定中の強度を大幅に増加した(+4.7%、P<0.05)。