ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソラムネチンはHepG2細胞のHMG-CoA還元酵素の発現を減少し、LDL受容体を増加する

Isorhamnetin decreased the expression of HMG-CoA reductase and increased LDL receptors in HepG2 cells

著作名:
Randa El-Rayyes
Manal M. Abbas
Razan Obeidat
Manal A. Abbas
出典:
Journal of Applied Pharmaceutical Science
2023
13
155-161
DOI:
10.7324/JAPS.2023.103374
キーワード:
HepG2
イソラムネチン
HMG-CoA還元酵素
LDL受容体
要旨:
ヒト由来肝癌細胞株HepG2にイソラムネチンを作用すると、HMG-CoA還元酵素の発現を大幅に減少した。一方、LDL受容体は、細胞膜表面ではイソラムネチンの投与の影響は見られなかったが、細胞ライセートでは増加した。イソラムネチンはまた、細胞内のSODを増大し、活性酸素種は低減した。