ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フェヌグリークによる多嚢胞性卵巣症候群の治療: ケルセチンの効果をin-silicoで探る

Fenugreek treatment of polycystic ovarian syndrome: an in-silico evaluation to explore the therapeutic efficacy of quercetin

要旨:
フェヌグリークはケルセチンを含むハーブであり、ステロイド産生の調節効果が知られている。分子ドッキングの結果は、アンドロゲン受容体・卵胞刺激ホルモン受容体・インスリン受容体のいずれともケルセチンが良好な親和性を示唆し、結合エネルギーは-13.82, -5.96, -3.33 kcal/molとそれぞれ算出された。ゆえにフェヌグリークには、多嚢胞性卵巣症候群の治療効果が期待できる。