ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

リーシュマニア症に対する、ケルセチン-3-グルコシド(イソケルセチン)・オキシレスベラトロール・ケルセチン配糖体のin vitroおよびin vivo効果

Assessment of in vitro and in vivo effect of Quercetin 3-Glucoside, Oxyresveratrol and Quercetin O-Hexoside against Leishmania tropica

著作名:
Kashif Iqbal
Saba Noor
Akram Shah
Adnan Amin
出典:
Brazilian Journal of Pharmaceutical Sciences
2022
58
e21306
DOI:
10.1590/s2175-97902022e21306
キーワード:
リーシュマニア症
イソケルセチン
前鞭毛型原虫
マウス
動物実験
要旨:
ケルセチン-3-グルコシド(イソケルセチン)・オキシレスベラトロール・ケルセチン配糖体(6炭糖が結合しているが詳細な構造は非開示)の、抗リーシュマニア症活性をin vitroおよびin vivoで評価した。Vitro: イソケルセチンは50~200 μg/mLの濃度で、48時間後における前鞭毛型リーシュマニア原虫の阻害率が91.0~97.0%であった。Vivo: リーシュマニア症のマウスにイソケルセチンを投与すると、病変サイズを大幅に減少して、91%の治癒率であった。