ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

総説: SARS-CoV-2感染に対抗するケルセチンナノ粒子を含む細胞外小胞

Protective role of engineered extracellular vesicles loaded quercetin nanoparticles as anti-viral therapy against SARS-CoV-2 infection: A prospective review

著作名:
Alok Raghav
Richa Giri
Saurabh Agarwal
Sanjay Kala
Goo-Bo- Jeong
出典:
Frontiers in Immunology
2022
13
1040027
DOI:
10.3389/fimmu.2022.1040027
キーワード:
総説
ケルセチン
イソケルセチン
臨床研究
細胞外小胞
SARS-CoV-2
要旨:
ケルセチンおよびイソケルセチンの臨床研究と、細胞外小胞に関する総説であり、タイトルと内容には乖離がある。まず、2010~2022年に登録された、ケルセチンおよびイソケルセチンの臨床試験を31件例示した。この中には、論文になっていない被験者募集中や進行中の試験も含まれている。この内、COVID-19に関連する試験は4件である。その後、総説のメインとなる細胞外小胞の調製法を述べている。最後に、ケルセチンをSARS-CoV-2感染に応用する例が登場するが、細胞外小胞との関連はほとんどない。