ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

酸化ストレスの軽減とミトコンドリア機能の維持により、ケルセチンはブタ卵母細胞を老化から保護する

Quercetin protects porcine oocytes from in vitro aging by reducing oxidative stress and maintaining the mitochondrial functions

著作名:
Yafei Jiao
Yixian Wang
Tiantuan Jiang
Keying Wen
Peiqing Cong
Yaosheng Chen
Zuyong He
出典:
Frontiers in Cell and Developmental Biology
2022
10
915898
DOI:
10.3389/fcell.2022.915898
キーワード:
卵母細胞
老化
ケルセチン
抗酸化作用
アポトーシス
ミトコンドリア
要旨:
ブタから採取したての卵母細胞を若いモデルとし、成熟した卵母細胞を老化のモデルとした。後者にケルセチンを作用すると、成熟して減少した骨形成蛋白質15(BMP15)・成長分化因子9(GDF9)・MOS・CDK2の発現を回復した。ケルセチンはまた、成熟卵母細胞の活性酸素種・アポトーシス・オートファジーを減少し、SODとカタラーゼを上昇した。さらに、成熟によるミトコンドリア電位の低下も、ケルセチンが回復した。