ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

マウスにおけるアフラトキシンM2(AFM2)の毒性メカニズムと、ケルセチンの保護的な役割

Elucidating the toxicity mechanism of AFM2 and the protective role of quercetin in albino mice

著作名:
Muhammed Onur
Emine Yalçın
Kültiğin Çavuşoğlu
Ali Acar
出典:
Scientific Reports
2023
13
1237
DOI:
10.1038/s41598-023-28546-8
キーワード:
アフラトキシン
マウス
肝毒性
腎毒性
遺伝毒性
ケルセチン
動物実験
要旨:
アフラトキシンM2(AFM2)をマウスに投与すると、肝毒性・腎毒性・遺伝毒性を誘発した。AFM2がもたらした血中のALT・AST・尿素窒素・クレアチニンの上昇と、肝および腎両組織の肥大・マロンジアルデヒドの上昇は、ケルセチンが大幅に改善した。AFM2はまた、骨髄組織に小核と染色体異常 を誘発したが、ケルセチンの投与で減少した。