ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

シスプラチンが誘発した末梢神経障害のin vitroモデルにおける、ケルセチンと低出力レーザー治療の効果

Investigation of effects of quercetin and low-level laser therapy in cisplatin-induced in vitro peripheral neuropathy model

要旨:
未分化のPC12細胞をシスプラチンで刺激して、末梢神経障害の細胞モデルとした。シスプラチンはPC12細胞にアポトーシスを誘導し、ミトコンドリア障害をもたらし、乳酸脱水素酵素の活性を上昇し、生存率を低下した。しかし、ケルセチンもしくは低出力レーザーによる処置が、これらの変化を回復した。