新種の青リンゴの皮から得たイソケルシトリンは、リポ多糖で刺激したマクロファージのNF-κB炎症経路とサイトカインを調節する
Isoquercitrin isolated from newly bred Green ball apple peel in lipopolysaccharide-stimulated macrophage regulates NF-κB inflammatory pathways and cytokines
- 出典:
- 3 Biotech
- 2022
- 12
- 100
- DOI:
- 10.1007/s13205-022-03118-1
- 要旨:
- マクロファージRAW264.7をリポ多糖で刺激すると、プロスタグランジンE2・iNOS・COX-2・NF-κBの発現とNOの産生が上昇した。これらは、イソケルシトリンが濃度依存的に減少した。イソケルシトリンはIL-1β・IL-6・TNF-α・プロスタグランジンE合成酵素2(PTGES2)のmRNAの発現を抑制したが、PTGES2の発現はCOX-2が刺激した。