ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソラムネチンはヒト子宮内膜癌細胞株Ishikawaに小胞体ストレスを促進し、MMP-2および9を阻害して、アポトーシスを誘導して転移を抑制する

Isorhamnetin Induces Apoptosis and Suppresses Metastasis of Human Endometrial Carcinoma Ishikawa Cells via Endoplasmic Reticulum Stress Promotion and Matrix Metalloproteinase-2/9 Inhibition In Vitro and In Vivo

要旨:
ヒト由来子宮内膜癌細胞株Ishikawaにイソラムネチンを作用すると、PERKとCHOPを濃度依存的に増大して、小胞体ストレスを誘導した。その結果、Bcl-2が減少しBaxは上昇してアポトーシスを誘導した。イソラムネチンはまた、MMP-2およびMMP-9を阻害して、Ishikawaの転移を抑制した。Ishikawaを移植したマウスにイソラムネチンを投与すると、腫瘍組織の成長を顕著に阻害した。