MPP曝露のSH-SY5Y細胞にルチンが調節する、AKT/AMPKシグナル伝達・オートファジー・アポトーシスの緩和
Regulation of AKT/AMPK signaling, autophagy and mitigation of apoptosis in Rutin-pretreated SH-SY5Y cells exposed to MPP+
- 出典:
- Metabolic Brain Disease
- 2021
- 36
- 315–326
- DOI:
- 10.1007/s11011-020-00641-z
- 要旨:
- ヒト神経芽細胞SH-SY5Yに1-メチル-4-フェニルピリジニウム塩を作用させると、パーキンソン病モデルとして、アポトーシスを惹起する。しかし、予めルチンを添加すると、核形態の変化を防止し、カスパーゼ3/7/9の働きを緩和した。ルチンは、AKT/AMPK系シグナル伝達を調節して、切断されたPARP・チトクロームC・LC3-II・p62の発現を抑制した。