ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは、アクリルアミドが誘発した急性脾損傷を改善する

Quercetin ameliorates acute acrylamide induced spleen injury

要旨:
アクリルアミドで惹起した急性脾損傷のモデルラットは、体重と脾重量が減少し、血中の総蛋白質・赤血球・SOD・カタラーゼ・GPx・グルタチオン還元酵素・グルコース-6-リン酸脱水素酵素・GSH・IgG・IgMが低減した。一方、白血球・中性脂肪・総コレステロール・酸化脂質は上昇した。ケルセチンを投与すると、この様な異常を濃度依存的に改善した。