ロテノンと鉄で誘発したパーキンソン病モデルラットにおける、ケルセチンとピペリンとの組合せの神経保護効果
Neuroprotective Effect of Quercetin in Combination with Piperine Against Rotenone- and Iron Supplement–Induced Parkinson’s Disease in Experimental Rats
- 出典:
- Neurotoxicity Research
- 2020
- 37
- 198–209
- DOI:
- 10.1007/s12640-019-00120-z
- 要旨:
- ロテノンと鉄で惹起したパーキンソン病モデルラットを用いる薬効評価。ケルセチンとピペリンとの組合せを投与すると、ケルセチン単独投与時と比べて良好に、運動障害・抗酸化マーカー(GSH・一酸化窒素・過酸化脂質)・炎症マーカー(IL-1β・IL-6・TNFα)・神経伝達物質(ドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリン・グルタミン酸・GABA)の諸指標を改善した。