カドミウムが誘発したラットの精巣損傷における、ケルセチン・ルチン・没食子酸の複合保護効果
Combined Protective Effects of Quercetin, Rutin, and Gallic Acid against Cadmium-Induced Testicular Damages in Young-Adult Rats
- 出典:
- Andrologia
- 2023
- 2023
- 9787664
- DOI:
- 10.1155/2023/9787664
- 要旨:
- カドミウム24 mg/kgを投与したラットの精巣組織は、上皮の厚みと精子形成が減少し、過酸化脂質とDNA断片が増加した。また、血中のテストステロンが減少し、グルタチオン還元酵素の活性が低下した。ケルセチン・ルチン・没食子酸それぞれの単独投与はいずれも、この様な異常を改善したが、3種の組合せ投与はより優れた効果を示した。