導入遺伝子によるアルツハイマー病の自然発症モデルマウスにおける、ケルセチンの予防効果
Preventive Effect of Quercetin in a Triple Transgenic Alzheimer’s Disease Mice Model
- 著作名:
- Pérez-Corredor Paula
- Sabogal-Guáqueta Angelica Maria
- Carrillo-Hormaza Luis
- Cardona-Gómez Gloria Patricia
- 出典:
- Molecules
- 2019
- 24
- 2287
- DOI:
- 10.3390/molecules24122287
- 要旨:
- 導入遺伝子を3か所行ったアルツハイマー病の自然発症モデルマウスに、ケルセチン100 mg/kgを1年間投与した。その結果、行動試験(モリスの水迷路・オープンフィールド試験・高架式十字迷路試験)の各スコアを大幅に改善した。海馬と皮質においてケルセチンは、アミロイドβの蓄積とタウ蛋白質の過剰なリン酸化を抑制した。