ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

プロバイオティクスLimosilactobacillus fermentum 296・ケルセチン・レスベラトロールを含む新規食品製剤の、保管時の安定性評価

Evaluating the Stability of a Novel Nutraceutical Formulation Combining Probiotic Limosilactobacillus fermentum 296, Quercetin, and Resveratrol Under Different Storage Conditions

要旨:
Limosilactobacillus属・ケルセチン・レスベラトロールを含む新規食品製剤の、保管時の安定性を評価した。相対湿度(11, 22, 33%)と温度(冷蔵–4℃、室温25℃)を変動パラメータとして、熱安定性・生存細胞数・細菌の状態・抗酸化能・含有量を測定した。湿度は熱安定性に影響しなかったが、加湿した冷蔵保存は、加湿した室温保存に比べて生細胞数が増加した。 L. fermentum 296は、湿度11%冷蔵の90日目まで、最高の生存 (> 6 log CFU/g) を示した。ケルセチンとレスベラトロールは、いかなる条件下でも、抗酸化能と含有量に変化はなかった。