イソケルシトリンは、in vitroおよびin vivoで骨形成に効果を発揮する
Isoquercitrin, a flavonoid glucoside, exerts a positive effect on osteogenesis in vitro and in vivo
- 出典:
- Chemico-Biological Interactions
- 2019
- 297
- 85-94
- DOI:
- 10.1016/j.cbi.2018.10.018
- 要旨:
- Vitro: イソケルシトリンは、骨髄由来間葉系幹細胞の骨芽細胞への分化を促進した。イソケルシトリンは、骨芽細胞のマーカーであるALPの活性を上昇し、細胞内にミネラル分を蓄積した。イソケルシトリンはまた、骨形成に関連するRunx2・BSP・ATF6の発現を遺伝子レベルで上方調節した。Vivo: 6週齢のラットに10 mg/kgのイソケルシトリンを投与すると、対照と比べて顕著に骨形成とBMP2の発現を促進した。