ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

6-ヒドロキシドーパミン(6-OHDA)がPC12細胞に誘発した毒性の、イソケルシトリンによる保護

Protective effects of flavonol isoquercitrin, against 6-hydroxydopamine (6-OHDA) - induced toxicity in PC12 cells

要旨:
PC12細胞を6-ヒドロキシドーパミン(6-OHDA)で刺激して、フリーラジカルが同細胞を損傷するパーキンソン病の細胞モデルとした。予めイソケルシトリンを投与すると、6-OHDAの毒性にもかかわらず、SOD・カタラーゼ・GPx・GSHの減少を、濃度依存的に抑制した。イソケルシトリンはまた、過酸化脂質の生成も阻害して、6-OHDAによる酸化ストレスからPC12細胞を保護した。