ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

パラセタモールがラットに誘発した急性肝損傷にてケルセチンとレスベラトロールは、関連のTNF-α/NF-κB/iNOS軸を抑制する

Quercetin and Resveratrol are Associated with the Downregulation of TNF-α/NF-κB/iNOS Axis-Mediated Acute Liver Injury in Rats Induced by Paracetamol Poisoning

要旨:
過剰の(2 g/kg)パラセタモール(アセトアミノフェン)で惹起した急性肝損傷のラットに、ケルセチン(50 mg/kg)とレスベラトロール(30 mg/kg)との組合せを投与した。組合せは、肝中のTNF-α・NF-κB・iNOSを顕著に低減し、上昇した血中のALTとAST活性を正常化して、肝機能を回復した。よって、組合せの肝保護効果は、TNF-α/NF-κB/iNOS軸の抑制に基づく。