有望な心保護作用を持つ天然由来の生理活性物質: アピゲニン・ケルセチン・シリビニンの分離・同定・薬理活性
Bio-Actives from Natural Products with Potential Cardioprotective Properties: Isolation, Identification, and Pharmacological Actions of Apigenin, Quercetin, and Silibinin
- 著作名：
- Ekaterina-Michaela Tomou
- Paraskevi Papakyriakopoulou
- Helen Skaltsa
- Georgia Valsami
- Nikolaos P. E. Kadoglou
- 出典：
- Molecules
- 2023
- 28
- 2387
- DOI：
- 10.3390/molecules28052387
- 要旨：
- アピゲニン・ケルセチン・シリビニンの総合的な総説。前半は、起源となる植物とHPLCの分取条件を一覧表で表示し、LC-MSによる構造確認にも言及する。後半は、循環器保護を中心とする薬理活性を取上げる。高血圧・糖尿病・脂質異常症・アテローム性動脈硬化症・肥満・心損傷・メタボリックシンドロームに章分けして、臨床研究(メタ解析を含む)と動物実験の論文を整理した。