ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ブタクロールがラットに誘発した肝毒性のルチンによる軽減

Attenuation of Rutin on Butachlor-Induced Hepatotoxicity in Rats

著作名:
Ebenezer Tunde Olayinka
Samuel Abiodun Kehinde
Abosede Temitope Olajide
出典:
Ajayi Crowther Journal Of Pure And Applied Sciences
2023
2
1-8
DOI:
10.56534/acjpas.2023.02.01.08
キーワード:
ブタクロール
ラット
ルチン
肝保護
抗酸化作用
動物実験
要旨:
除草剤ブタクロールを投与したラットは、血中のALT・AST・ALPの活性が上昇して、肝毒性を誘発した。ルチンの共投与はこれらの値を正常に近づけて、肝保護作用を発揮した。ブタクロールが低下した肝中のSOD・カタラーゼ・GSTの活性は、ルチンが回復した。ルチンはまた、肝中のグルタチオンとアスコルビン酸を増大し、マロンジアルデヒドとNOは減少して、ブタクロールがもたらした酸化ストレスを大幅に軽減した。