ブタクロールがラットに誘発した肝毒性のルチンによる軽減
Attenuation of Rutin on Butachlor-Induced Hepatotoxicity in Rats
- 出典:
- Ajayi Crowther Journal Of Pure And Applied Sciences
- 2023
- 2
- 1-8
- DOI:
- 10.56534/acjpas.2023.02.01.08
- 要旨:
- 除草剤ブタクロールを投与したラットは、血中のALT・AST・ALPの活性が上昇して、肝毒性を誘発した。ルチンの共投与はこれらの値を正常に近づけて、肝保護作用を発揮した。ブタクロールが低下した肝中のSOD・カタラーゼ・GSTの活性は、ルチンが回復した。ルチンはまた、肝中のグルタチオンとアスコルビン酸を増大し、マロンジアルデヒドとNOは減少して、ブタクロールがもたらした酸化ストレスを大幅に軽減した。