ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはSestirn2/AMPK/mTORシグナル伝達経路を調節し、結腸癌細胞HCT116内の活性酸素種を増加してアポトーシスを誘導する

Quercetin Regulates Sestrin2/AMPK/mTOR Signaling Pathway and Induces Apoptosis via Increased Intracellular ROS in HCT116 Colon Cancer Cells

著作名:
Guen Tae Kim
Se Hee Lee
Young Min Kim
出典:
Journal of Cancer Prevention
2013
18
264-270
DOI:
10.15430/JCP.2013.18.3.264
キーワード:
結腸癌
HCT116
ケルセチン
活性酸素種
アポトーシス
Sestirn2/AMPK/mTOR
要旨:
ヒト由来結腸癌細胞株HCT116にケルセチンを作用すると、細胞内の活性酸素種が上昇して、アポトーシスを誘導した。ケルセチンはまた、Sestirn2の発現を増加し、AMPKの活性化が伴っていた。mTORの活性は、AMPKのリン酸化に依存していたが、p53とは無関係だった。