ケルセチンはドウモイ酸が誘発したマウスの認知障害を軽減する
Quercetin attenuates domoic acid-induced cognitive deficits in mice
- 出典:
- Nutritional Neuroscience
- 2018
- 21
- 123-131
- DOI:
- 10.1080/1028415X.2016.1231438
- 要旨:
- 神経毒ドウモイ酸で惹起した認知障害のマウスに、ケルセチンを投与した。その結果、新奇探索試験およびモリスの水迷路のスコアが顕著に向上して、認知障害を改善した。ケルセチンはPGC-1αを介したミトコンドリア生成シグナル伝達を刺激して、ミトコンドリア機能不全を改善した。ケルセチンはまた、Nrf2を介して活性酸素種とカルボニル化蛋白質を減少した。