ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

パラコートが誘発したラットの肝毒性に対するルチンの保護効果: NF-κB/IL-1β経路およびカスパーゼ3の役割

Role of NF-κB/IL-1β Pathway and Caspase 3 in mediating the hepatoprotective effect of rutin against paraquat-induced liver toxicity in male rats

著作名:
Sahar Rafiee
Ali Nouri
Esfandiar Heidarian
出典:
Chemistry & Biodiversity
2023
20
e202200248
DOI:
10.1002/cbdv.202200248
キーワード:
パラコート
ラット
ルチン
肝保護
抗酸化作用
抗炎症作用
アポトーシス
動物実験
要旨:
除草剤パラコートを投与したラットは、血中脂質プロファイルが悪化し、ALP・AST・ALTの活性が上昇して、肝毒性を誘発した。ルチンの投与は、用量依存的な改善により、肝保護効果を示した。ルチンは、肝組織のマロンジアルデヒド・カルボニル化蛋白質・NF-κB・IL-1β・カスパーゼ-3を低減して、抗酸化作用と抗炎症作用を発揮して、アポトーシスを抑制した。