ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはSIRTの発現とMPF活性を調節して、マウス卵母細胞の排卵後老化を遅らせる

Quercetin delays postovulatory aging of mouse oocytes by regulating SIRT expression and MPF activity

著作名:
HaiYang Wang
Yu-Jin Jo
Jeong Su Oh
Nam-Hyung Kim
出典:
Oncotarget
2017
8
38631-38641
DOI:
10.18632/oncotarget.16219
キーワード:
卵母細胞
排卵後老化
ケルセチン
活性酸素種
成熟促進因子
アポトーシス
要旨:
排卵後に受精がの適切な時期ないと、排卵後老化により卵母細胞の質が低下するが、ケルセチンが防止することを見出した。排卵後老化に伴う卵母細胞の形質変化と活性酸素種の蓄積は、ケルセチンが低減した。ケルセチンはまた、成熟促進因子(MPF)の低下を抑制して、排卵後老化におけるアポトーシスを軽減した。