ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ペニシリン誘発性焦点発作モデルにおける異なるケルセチン用量の慢性効果

Chronic effects of different quercetin doses in penicillin-induced focal seizure model

著作名:
Orhan Sumbul
Hatice Aygun
出典:
Neuroscience Letters
2021
753
135848
DOI:
10.1016/j.neulet.2021.135848
キーワード:
ラット
ペニシリン
てんかん
発作
ケルセチン
棘波
動物実験
要旨:
ラットの左半球運動皮質にペニシリンを注入して惹起した、てんかんの発作モデルを用いる、ケルセチンの薬効評価。予めケルセチンを投与すると、脳波に棘波(焦点発作時に見られる)が現れる時間を、濃度依存的に遅らせた。ケルセチンはまた、棘波が継続する時間と出現頻度も、濃度依存的に減少した。