ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

還元型酸化グラフェンにて、ルチンを癌細胞へ選択的に投与する

Reduced graphene oxide for selective administration of rutin toward the cancer cell therapy

著作名:
Zuhair M. Mohammedsaleh
Fayez M. Saleh
出典:
Journal of Drug Delivery Science and Technology
2023
83
104397
DOI:
10.1016/j.jddst.2023.104397
キーワード:
還元型酸化グラフェン
ナノ粒子
大腸菌
ルチン
乳癌
MM2
アポトーシス
細胞毒性
要旨:
還元型酸化グラフェンのナノ粒子は、それ自身、大腸菌に抗菌活性を示した。ルチンを担持した還元型酸化グラフェンのナノ粒子は、ヒト由来乳癌細胞株MM2の増殖を阻害した。ナノ粒子は酸化ストレスによってMM2にアポトーシスを誘導し、用量依存的な細胞毒性を示した。