ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

瘤牛(Bos indicus)の精液を凍結保存する際のケルセチン・カルノシン・オゾンの影響

Impact of quercetin, carnosine, and ozone in the cryopreservation on Nellore (Bos indicus) semen

要旨:
以下4条件で、瘤牛の精液を凍結保存した。1) 添加なし(対照)、2) オゾンの添加(15~60 μg/mL)、3) ケルセチンの添加(25~100 μg/mL)、4) カルノシンの添加(100~300 ng/mL)。精子の運動性・曲線運動速度・異常形状・頑健性は2)のみ低下を認め、他3群に差はなかった。よって、ケルセチンとカルノシンは、精子に好影響も悪影響も与えなかった。