ケルセチンは骨髄由来間葉系幹細胞の骨形成におけるTNF-αが誘発した障害を救済して、ラットの骨粗鬆症を改善する
Quercetin rescued TNF-alpha-induced impairments in bone marrow-derived mesenchymal stem cell osteogenesis and improved osteoporosis in rats
- 出典:
- American Journal of Translational Research
- 2018
- 10
- 4313–4321
- DOI:
- ?
- 要旨:
- Vivo: 卵巣摘出による骨粗鬆症のモデルラットにケルセチンを投与すると、腿節の骨密度を顕著に改善した。Vitro: 骨髄由来間葉系幹細胞をTNF-αで刺激すると、NF-κBが活性化してβ-カテニンの分解を促進するが、これをケルセチンが大幅に阻害した。ケルセチンはまた、間葉系幹細胞の増殖と骨細胞への分化を促進した。