ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはSIRT1/PGC-1αシグナル伝達を介して、in vitroおよびin vivoにて虚血再灌流が誘発した心筋細胞のアポトーシスを改善する

Quercetin improve ischemia/reperfusion-induced cardiomyocyte apoptosis in vitro and in vivo study via SIRT1/PGC-1α signaling

要旨:
Vitro: 虚血再灌流傷害をシミュレーションした細胞モデルにて、ケルセチンはアポトーシスを顕著にv抑制した。ケルセチンはSIRT1・PGC-1α・Bcl-2の発現を上方調節し、Baxの発現は抑制した。Vivo: ラットの心筋を虚血再灌流した際に、ケルセチンの投与は保護効果を示し、顕著に病変を改善した。アポトーシスの抑制とSIRT1/PGC-1α経路の活性化は、vivo実験でも同様に確認した。