ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

線虫(Caenorhabditis elegans)のアミロイドβ(Aβ1–42)誘発性麻痺は、蛋白質分解経路の活性化を介してケルセチンが阻害する

Amyloid-beta (Aβ1–42)-induced paralysis in Caenorhabditis elegans is inhibited by the polyphenol quercetin through activation of protein degradation pathways

著作名:
Charlotte Regitz
Lisa Marie Dußling
Uwe Wenzel
出典:
Molecular Nutrition & Food Research
2014
58
1931-1940
DOI:
10.1002/mnfr.201400014
キーワード:
アルツハイマー病
アミロイドβ
線虫
ケルセチン
オートファジー
蛋白質分解
動物実験
要旨:
ヒトアミロイドβの遺伝子を導入した線虫(Caenorhabditis elegans)CL2006を用いる、ケルセチンの評価。ケルセチンは用量依存的に、Aβの蓄積を阻害した。ケルセチンはオートファジーを活性化し、プロテアソームによる蛋白質分解を誘導する。