ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

Spondias mombin葉抽出物のケルセチン-3-O-β-D-グルコシド(イソケルセチン)が豊富な画分による酸化還元の調節と抗炎症作用の活性化: ジクロルボスがラットに誘発した毒性における生化学的・生殖的・組織学的研究

Redox-regulation and anti-inflammatory system activation by Quercetin-3-O-β-D-glucopyranoside-rich fraction from Spondias mombin leaves: Biochemical, reproductive, and histological study in rat model of Dichlorvos toxicity

著作名:
Olalekan Bukunmi Ogunro
出典:
RPS Pharmacy and Pharmacology Reports
2023
2
rqad016
DOI:
10.1093/rpsppr/rqad016
キーワード:
ジクロルボス
ラット
イソケルセチン
精巣保護
精子保護
抗酸化作用
抗炎症作用
アポトーシス
動物実験
要旨:
殺虫剤ジクロルボスを投与したオスラットは、精巣と精巣上体に酸化ストレス・炎症・アポトーシスをを誘発した。精子の生存率・運動性・粘性は顕著に減少し、異常精子の数が増加した。モンビンノキ(Spondias mombin、ウルシ科)葉抽出物のイソケルセチンが豊富な画分を投与すると、用量依存的にこの様な異常を軽減し、保護効果を示した。