ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ドキソルビシンが誘発したラットの腎毒性におけるケルセチンの予防効果: テクネチウム99mを用いるシンチグラフィと生化学的方法による評価

Evaluation of preventive effect of quercetin on doxorubicin-induced nephrotoxic rat model by [99mTc]Tc-DMSA renal cortical scintigraphy and biochemical methods

著作名:
Reyhan Köroğlu
Serdar Savaş Gül
Hatice Aygun
出典:
Iranian Journal of Nuclear Medicine
2023
31
112-118
DOI:
10.22034/IRJNM.2023.129042.1536
キーワード:
ドキソルビシン
ラット
腎毒性
ケルセチン
テクネチウム99m
シンチグラフィ
動物実験
要旨:
ドキソルビシンを投与したラットは、血中の尿素窒素・クレアチニン・一酸化窒素・TNF-α・IL-6が顕著に上昇して、腎毒性を誘発した。また、シンチグラフィ診断の結果、テクネチウム99mでラベルしたジメルカプトコハク酸の腎組織への取込みが29%減少した。しかし、予めケルセチンを投与したラットでは、ドキソルビシンによる腎毒性を予防した。