ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンの他感作用による、Microcystis aeruginosaの阻害とメカニズム

Allelopathic Inhibition and Mechanism of Quercetin on Microcystis aeruginosa

要旨:
Microcystis aeruginosa (有害な藻類ブルームを形成するプランクトン)の成長を、ケルセチンは濃度依存的に阻害した。ケルセチン濃度40 mg/Lにおける96時間後の阻害率は90.79%に達し、クロロフィルを80.66%減少した。その結果、Microcystis aeruginosaの光合成が抑制され、成長阻害となった。