ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンが豊富なサプリメントのラットにおける抗肥満効果: 体組成・血清脂質プロファイル・遺伝子発現への影響

Antiobesity Efficacy of Quercetin-Rich Supplement on Diet-Induced Obese Rats: Effects on Body Composition, Serum Lipid Profile, and Gene Expression

著作名:
Yuwen Ting
Wei-Tang Chang
Duen-Kai Shiau
Pei-Hsuan Chou
Mei-Fang Wu
Chin-Lin Hsu
出典:
Journal of Agricultural and Food Chemistry
2018
66
70–80
DOI:
10.1021/acs.jafc.7b03551
キーワード:
高脂肪食
肥満
ラット
ケルセチン
脂質
動物実験
要旨:
高脂肪食で惹起した肥満ラットに、ケルセチン(他にリコペン・タウリン・ライチ花抽出物を含む)が豊富な餌を投与した。その結果、体重・総体脂肪・肝重量・血中中性脂肪が著しく減少した。一方、糞便中の脂質は増大し、脂肪蓄積と脂肪細胞を縮小して、体外排出による脂質減少を裏付けた。ケルセチンはまた、血中のチオバルビツール酸反応性物質を減少し、総抗酸化能は増大した。