ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

吸収性縫合糸に対するケルセチンとカフェインの影響

Influence of Quercetin and Caffeine on Absorbable Sutures

著作名:
Muskan soni
Anju Cecil
Rajalakshmanan Eswaramoorthy
Rubin S. John
出典:
European Chemical Bulletin
2023
12 (4)
1275-1285
DOI:
10.31838/ecb/2023.12. 4.101
キーワード:
吸収性縫合糸
PGA
VICRYL
抗酸化作用
抗炎症作用
ケルセチン
カフェイン
引張強度
要旨:
手術の縫合に用いる糸には生体吸収性が望まれ、材質としてPGAとVICRYLが実用化されている。生体吸収性に抗酸化作用と抗炎症作用を加えて付加価値を高めるべく、糸の表面にケルセチンとカフェインをコーティングして、物性を評価した。その結果、VICRYLはコーティングにより引張強度が向上し、反対にPGAは引張強度が低下した。