病原性でカルバペネム耐性の緑膿菌およびアシネトバクター・バウマニに対する、メロペネムの抗菌活性はケルセチンが増強する
Quercetin potentiates meropenem activity among pathogenic carbapenem‐resistant Pseudomonas aeruginosa and Acinetobacter baumannii
- 著作名:
- A. Pal
- A. Tripathi
- 出典:
- Journal of Applied Microbiology
- 2019
- 127
- 1038–1047
- DOI:
- 10.1111/jam.14388
- 要旨:
- ケルセチンとカルバペネム系抗生物質メロペネムとの組合せを、カルバペネム耐性緑膿菌およびカルバペネム耐性アシネトバクター・バウマニに作用した。ケルセチンはメロペネムの抗菌活性を増強して、相乗効果を認めた。組合せは細胞壁と細胞膜を破壊し、形態を変化させて抗菌活性を発揮した。