ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンとビタミンCとの共投与はラットの胃潰瘍を抑制し、胃の運動性を促進する

Quercetin Flavonoid Represses Gastric Ulcerations in Wistar Rats, Accelerates Motility in Co-administrations with Vitamin C

要旨:
インドメタシンで惹起した胃潰瘍のモデルラットに、ケルセチン単独もしくはケルセチンとビタミンCとの組合せを投与した。ケルセチンの単独投与は、用量依存的に潰瘍スコアを改善し潰瘍部の面積を縮小したが、組合せは更に良好な結果を与えた。ケルセチンの単独投与は、胃排出能を用量依存的に減少したが、組合せは正常と同等レベルに戻し、胃の運動性を促進した。