ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

高齢ICRマウスにおける、短期間の食物性終末糖化産物の摂取が誘発する認知機能障害は、ケルセチンが保護する

Quercetin is protective against short-term dietary advanced glycation end products intake induced cognitive dysfunction in aged ICR mice

要旨:
食物由来の終末糖化産物で惹起した老齢マウスの認知障害を、ケルセチンが有意に改善した。ケルセチンの投与は、減損した認知機能を回復させた他、アミロイドβとタウ蛋白質を減少させ、海馬と皮質の神経炎症を緩和した。また、腸内細菌においては、verrucomicrobia門の減少も認めた。