ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンの薬理活性と、精巣損傷を治療する可能性

Pharmacological Activity of Flavonoid Quercetin and Its Therapeutic Potential in Testicular Injury

著作名:
Xiaohui Zhang
Yufeng Tang
Guangping Lu
Junlian Gu
出典:
Nutrients
2023
15
2231
DOI:
10.3390/nu15092231
キーワード:
総説
ケルセチン
精巣保護
動物実験
要旨:
精巣保護に特化した、ケルセチンの薬理作用に関する総説。まず、ケルセチンの薬理作用を、抗酸化作用・抗アポトーシス・抗炎症作用・抗癌作用に章分けして概説する。本論では、精巣損傷の原因ごとすなわち、糖尿病・重金属への暴露・重金属以外の環境的要因・薬物・精巣捻転症に章分けして、動物実験におけるケルセチンの保護効果を論じる。最後に、ケルセチンの臨床研究の論文を19件取上げているが、いずれも精巣保護とは関連がない。