ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

経口送達を改善し抗糖尿病活性を有する、ケルセチンを担持したEudragit L100ナノ粒子の設計と最適化: in vitroおよびin vivo評価

Design and Optimization of Quercetin-Loaded Polymeric Eudragit L-100 Nanoparticles for Anti-diabetic Activity with Improved Oral Delivery: In-Vitro and In-Vivo Evaluation

要旨:
ケルセチンの低いバイオアベイラビリティを克服すべく、Eudragit L100ナノ粒子に担持した製剤を設計した。超音波による乳化と溶媒蒸発から成るプロセスは、Box–Behnken計画にて最適化した。最適化したナノ粒子製剤を、ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病のモデルラットに投与すると、既存薬のグリベンクラミドと同等の改善効果を認めた。