ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アミロイドβ25-35が誘発するPC-12アルツハイマー病細胞モデルにおける、ケルセチンの効果とSirtuin1/Nrf2/HO-1経路に基づくメカニズム

Effect of Quercetin on PC-12 Alzheimer’s Disease Cell Model Induced by Aβ25-35 and Its Mechanism Based on Sirtuin1/Nrf2/HO-1 Pathway

著作名:
Xinjun Yu
Yicai Li
Xiaohua Mu
出典:
BioMed Research International
2020
2020
8210578
DOI:
10.1155/2020/8210578
キーワード:
PC-12細胞
アミロイドβ
アルツハイマー病
ケルセチン
抗酸化作用
要旨:
PC-12細胞にアミロイドβを作用させたアルツハイマーモデルを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンを添加しないと、細胞の成長が早く、容器の壁に付着し、クラスターを形成する。一方、ケルセチンは濃度依存的に、PC-12細胞の生存率と増殖速度を減少させた。ケルセチンはまた、細胞内の乳酸脱水素酵素・アセチルコリンエステラーゼ・マロンジアルデヒドを減少させ、SOD・グルタチオンペルオキシダーゼを増大させた。