ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ドキソルビシンとケルセチンを共担持したMCM-41は、心芽細胞H9c2における毒性を低下する

Doxorubicin and Quercetin Double Loading in Modified MCM-41 Lowered Cardiotoxicity in H9c2 Cardioblast Cells In Vitro

要旨:
メソポーラスシリカナノ粒子MCM-41に、ドキソルビシンとケルセチンを共担持した。心芽細胞H9c2を用いて毒性を評価したところ、IC50値は5.964 μMであった。ドキソルビシンを単独担持した際は、2.756 μMであり、ケルセチンがドキソルビシンの心毒性を軽減した。