N-ニトロソジエチルアミンと四塩化炭素で誘発した肝細胞癌のモデルマウスにて、イソラムネチンは抗腫瘍活性を発揮する
Isorhamnetin exerts anti-tumor activity in DEN + CCl4-induced HCC mice
- 出典：
- Medical Oncology
- 2023
- 40
- 188
- DOI：
- 10.1007/s12032-023-02050-5
- 要旨：
- N-ニトロソジエチルアミンと四塩化炭素で惹起した肝細胞癌のモデルマウスに、イソラムネチンを投与した。イソラムネチンは炎症誘導性サイトカインを減少して、癌に関連する炎症を抑制した。同時にイソラムネチンはAktとMAPKを調節して、Nrf2シグナル伝達を抑制した。イソラムネチンはまた、肝細胞癌に付随する細胞増殖・代謝・上皮間葉転換も阻害した。