ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

転移性前立腺癌に対してケルセチンは、局所疾患より信頼性の高い治療法を提供する: in vitro 研究

Quercetin can be a more reliable treatment for metastatic prostate cancer than the localized disease: An in vitro study

要旨:
ヒト由来前立腺癌細胞株PC-3およびLNCaPに対するケルセチンのIC50値は、20および10 μMであった。ケルセチンは両細胞のG1期を停止して、コロニー形成と遊走を阻害した。ケルセチンはmRNAレベルにて、オステオポンチンa・オステオポンチンb・VEGF-aの発現を抑制し、オステオポンチンcとVEGF-bの発現は促進した。従って、オステオポンチンとVEGFのアイソフォームの違いを適切に識別し、抗癌作用を発揮した。