ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

リーシュマニア原虫Leishmania Viannia braziliensisに感染したハムスターにおける、ケルセチンの治療効果

Therapeutic effect of oral quercetin in hamsters infected with Leishmania Viannia braziliensis

要旨:
ケルセチンは無鞭毛型にも前鞭毛型にも抗リーシュマニア原虫活性を示し、IC50値は21±2.5および 25±0.7 µMであった。Leishmania Viannia braziliensisに感染したハムスターにケルセチンを投与すると、皮膚リーシュマニア症による足の病変部分を大幅に縮小し、寄生虫の数も減少した。