ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンの肺炎連鎖球菌に対する効果

Antimicrobial effect of quercetin against Streptococcus pneumoniae

要旨:
125 μg/mLの濃度でケルセチンは、肺炎連鎖球菌に対して阻害効果と殺菌効果の両方を示し、アンピシリンと組合せると効果が増大した。ケルセチンはまた、同菌のバイオフィルム形成も良好に阻害した。アンピシリンとの併用の有無とは関係なく、ケルセチンはチャイロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)の幼虫の死亡時間を短縮した。